ワークフロー内で条件によって処理を分岐させる方法を解説します。複雑な条件式の設定方法やネストした分岐の設計のコツも説明します。
基本的な条件分岐の設定
ワークフローエディターで「条件分岐」ステップを追加すると、「条件が真(True)の場合」と「条件が偽(False)の場合」の2つの分岐が作成されます。条件式は「フィールド」「演算子」「値」の組み合わせで設定します。
使用できる演算子は、「等しい」「等しくない」「含む」「含まない」「より大きい」「より小さい」「空である」「空でない」などです。文字列・数値・日付・真偽値でそれぞれ適切な演算子が自動的に候補として表示されます。
複数条件の組み合わせ
一つの分岐ステップで複数の条件を組み合わせることができます。「AND(すべての条件を満たす)」「OR(いずれかの条件を満たす)」「NOT(条件を満たさない)」を組み合わせることで複雑な判定ロジックを表現できます。
ただし、一つの条件ステップに多くの条件を詰め込みすぎると理解しにくくなります。5個以上の条件が必要になる場合は、複数の条件ステップに分割するか、事前にデータを正規化するステップを追加することを検討してください。
ネストした分岐と落とし穴
条件分岐の中にさらに条件分岐を入れる「ネスト」も可能ですが、3段以上のネストは可読性を著しく低下させます。深いネストが必要になった場合は、サブワークフローに切り出すことを検討してください。
よくある落とし穴として「Null(値なし)の扱い」があります。フィールドに値が入っていない場合、「等しい」「含む」などの条件は多くの場合Falseと判定されます。Null値を特別に処理したい場合は「空である」演算子を使い、先に空チェックを行う分岐を設けることを推奨します。