AIエージェントの核心技術であるLLMの基本概念、特性、ビジネス活用での注意点を解説します。
LLMとは何か
LLM(Large Language Model:大規模言語モデル)とは、膨大なテキストデータで学習した人工知能モデルです。文章の読み書き・要約・翻訳・質問応答・コード生成など、言語に関わる広範なタスクを処理できます。
GPT-4・Claude・Geminiなど、様々なLLMが存在します。Cotonityでは、用途・コスト・性能のバランスを考慮して最適なLLMを選択し、お客様のエージェントに組み込みます。
LLMの特性と限界
LLMを活用する上で、その特性と限界を正しく理解することが重要です。
主な特性:自然な日本語での対話が可能、文脈・ニュアンスの理解、様々な形式での情報整理・要約。
- 主な限界:
- ハルシネーション(事実に反する情報を自信を持って回答する可能性)
- 知識カットオフ(学習データの日付以降の情報は知らない)
- 計算・推論の誤り(複雑な数値計算は得意でない場合がある)
- 一貫性の変動(同じ質問でも毎回完全に同じ回答にはならない)
これらの限界を補完するために、ナレッジベース・外部API・検証ロジックを組み合わせて設計します。
RAG(検索拡張生成)の役割
LLMの限界を補う重要な技術がRAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)です。LLMに回答させる前に、社内ナレッジベースや製品情報から関連する情報を検索し、その情報をコンテキストとしてLLMに提供します。
これにより、LLMが学習していない社内固有の情報(製品仕様・価格・社内ルール等)についても正確に回答できるようになります。CotonityのAIエージェントはRAGアーキテクチャを標準採用しており、お客様の情報でカスタマイズされたエージェントを構築します。